【ネタバレ】イカゲーム3を見た感想が残念な理由5選!虚無感と消化不良?

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Netflixの大ヒット韓国ドラマ『イカゲーム』。そのファイナルシーズンとなるシーズン3を全話視聴しました。

シリーズを通して緊張感と衝撃の連続だった本作ですが、正直に言うとシーズン3は「残念だった」と感じざるを得ませんでした。

SNSやレビューサイトでも「消化不良」「モヤモヤする」という声が多いようですね。

この記事では、なぜ『イカゲーム3』がここまで賛否両論となったのか、実際に視聴した立場から「イカゲーム③残念な理由」を5つのポイントに分けて徹底解説します。

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目次

イカゲーム3 残念な理由1:主人公ギフンのバッドエンドで救いがない

ギフンの最期が視聴者に与えた衝撃

イカゲーム3を最終話まで見終えて、真っ先に感じたのは「えっ、これで終わりなの?」という虚しさでした。特に主人公・ギフンの結末には、本当に胸が苦しくなりました。

シーズン1で生き残った彼が、賞金を手にしても心は救われず、それでもなんとか正義のために立ち上がろうとする姿に共感していただけに、今回のバッドエンドはあまりにもつらい。

物語全体に漂う虚無感

ギフンの選択が間違っていたとは思いません。でも、その結果がこれでは、あの闘いの意味は何だったのか…と考えてしまいました。

正直、物語としての完成度は高いと思います。映像も緊張感も文句なしです。でも、ギフンという人間をずっと見てきた私としては、少しでも希望が残る終わり方をしてほしかった。

彼がこれまでどれだけ苦しんできたか、何を守ろうとしていたのか。その背景を知っているからこそ、最後に与えられたのが“報い”ではなく“罰”のように感じられたのが残念でなりません。

「リアルな終わり方」と言われればそれまでですが、せめてもう少し、彼が笑える未来を見たかった。そんな気持ちで胸がいっぱいです。

イカゲーム3 残念な理由2:多くの伏線や謎が未回収で消化不良

回収されない謎が多すぎる

イカゲーム3を見終わって、どうしてもモヤモヤが残ってしまったのが、数多くの伏線や謎が未回収のままだったことです。

正直、「え?これ説明されないの?」と何度も心の中で突っ込んでしまいました。

例えば、シーズン2で意味深に登場した“黒マスクの過去”や“新しいVIPの正体”。島の爆発後も新たなゲームが世界中で続いている描写や、ファイナルゲームがアメリカの路地裏でメンコとして行われるなど、唐突な展開が多く「結局あれは何だったの?」「結局どうなったの?」という感じで終わってしまった部分が多かったです。

視聴者の消化不良感

物語の根幹に関わる部分が曖昧なまま終幕を迎えたことで、視聴者の間では「回収できていないところが多すぎる」「消化不良」といった不満が噴出しています。

特に、これまでのシリーズで積み上げてきた謎が一気に解決されることを期待していた視聴者ほど、肩透かしを食らった印象が強いようです

中でも個人的に気になっていたのは、ギフンの娘との関係の行方や、兄弟の確執を描いてきたフロントマンの動機の掘り下げ。

すごくいい素材だったのに、深掘りされないまま流れてしまった印象でした。

今シーズンで何かしらの決着をつけてくれると思っていただけに、肩透かし感が否めません。

もちろん、制作側としてはシーズン4に続ける意図があるのかもしれません。でも、視聴者としては長時間かけて観たぶん、一定の満足感や納得感はほしかった。

わざと謎を残すスタイルは嫌いじゃないけれど、今回に関しては「回収されない伏線」が多すぎて、正直ちょっと消化不良でした。

物語の余韻というより、“説明不足”が残ったという印象。これが私にとっての残念なポイントのひとつです。

イカゲーム3 残念な理由3:キャラクター描写の浅さで感情移入できない

主要キャラクターの心情が描かれない

今シーズンは、主要キャラクターの心情描写が極端に少なくなっていました。

特に主人公ギフンは、仲間を失った影響からか発言や感情表現が少なく、何を考えているのか分かりにくい場面が続きましたね。

そのため、視聴者としてもギフンに感情移入しにくくなってしまった点が残念でした。

応援したくなる人物の不在

イカゲーム3を見ながら、ずっと感じていたのが「なんか、キャラが薄いな…」という違和感でした。

ファイナリストの面々も「おじさん軍団」ばかりで、応援したくなるような魅力的なキャラクターが不在でした。

これにより、クライマックスの盛り上がりにも欠け、物語への没入感が大きく損なわれてしまったと感じます。

もちろん設定は面白いし、見た目も印象的なキャラが多かった。でも、最後まで観ても「あの人、結局どんな人だったんだっけ?」と、感情移入しきれない自分がいました。

シーズン1では、登場人物それぞれに背景や信念が丁寧に描かれていて、「この人には生き残ってほしい」と心から思えたんです。

でも今回は、ゲームが進んでもキャラの内面があまり掘り下げられず、ただの“駒”のように感じてしまった場面が多かったです。

特に、シーズン3から登場した新キャラたちは、過去や動機が断片的にしか語られず、「なんとなくいい人そう」とか「悪そう」みたいな薄い印象だけで終わってしまうことが多かった。

死んでしまっても、心が動かないのはやっぱりつらいですよね。

ゲームの緊張感はあったけど、心を動かすドラマの部分が弱かった印象。キャラクターにもっと寄り添える描写があれば、さらに深みのある作品になったのに…と残念に思いました。

イカゲーム3 残念な理由4:生存者や赤ちゃんの「その後」が描かれない

物語の投げっぱなし感が強い

イカゲーム3の最終話を見終わったあと、いちばん気になったのは、「あの人たちはどうなったの?」という点でした。

特に、生存者や作中で重要な役割を持っていた赤ちゃんに関して、その“その後”がまったく描かれなかったのが、とても引っかかりました。

視聴中、私はある女性キャラが命をかけて赤ちゃんを守ろうとする姿に胸を打たれ、「どうかこの子だけでも幸せになってほしい」と思いながら見ていました。

でも、最後まで見ても、その子がどこへ行ったのか、生きているのか、誰が面倒を見ているのか——一切触れられないままエンドロール。

あの描写の意味はなんだったのかと、置いてけぼりにされた気持ちになりました。

視聴者の「知りたい」に応えない不親切さ

他にも、数少ない生存者たちがいたはずなのに、その後の人生や変化は全く描かれませんでした。

せっかく命を懸けたサバイバルを生き抜いたのに、どんな未来を選んだのかさえわからないのは、あまりにあっさりしすぎていて、視聴者としては消化しきれません。

もちろん、あえて語らないことで“余韻”を残す演出なのかもしれません。

でも、シリーズを通して感情を揺さぶられながら見てきた身としては、ほんの少しでも“その後の希望”が描かれていれば、もっと心に残るラストになったのではと感じました。

イカゲーム3は緊張感や映像美には惹き込まれましたが、こうした“人の物語の締め方”にもう少し配慮があれば…というのが、私の正直な感想です。

イカゲーム3 残念な理由5:ゲーム内容や展開が期待外れで既視感

斬新さやオリジナリティの低下

イカゲーム3を楽しみにしていた最大の理由のひとつは、「今回はどんな新しいゲームが見られるんだろう?」というワクワク感でした。

でも実際に観てみると、正直ちょっと期待外れどこかで見たような展開が多くて、最後まで「うーん…」という感情が残りました。

もちろん、ルールがよくできているゲームもいくつかあったし、映像の迫力や緊張感は健在。

でも全体を通してみると、「前にもこんな感じなかった?」という既視感がつきまとってしまったんです。特に後半のゲームでは、参加者の心理戦や裏切りの構図がシーズン1や2とあまり変わらず、新鮮味が薄かったのが残念でした。

視聴者の期待とのギャップ

私自身、もっとシンプルで残酷な中にも「そう来たか!」と思わせるような意外性や、文化的背景を絡めた斬新なルールを期待していたのですが、今回はどれも既存フォーマットの焼き直し感が否めませんでした

加えて、展開も「次にこうなるんだろうな」という予測が当たってしまう場面が多く、スリルよりも予定調和を感じてしまったのも正直なところです。

サバイバル作品って、先が読めないからこそ手に汗握ると思うのですが、今回はその“読みきれない面白さ”が少し足りなかったように思います。

全体として悪くはない。でも、「イカゲーム」ならもっとやれたはず——そんな期待が高かったからこそ、今回の内容にはちょっと物足りなさを感じてしまいました

まとめ

『イカゲーム』シーズン3は、主人公ギフンのバッドエンドや多くの謎の未回収、キャラクター描写の浅さ、生存者や赤ちゃんのその後が描かれない点、そしてゲーム内容の既視感など、残念に感じる要素が目立ちました。

シリーズの集大成として期待が大きかった分、消化不良に終わった印象が強いです。

それらを払しょくしてくれるようなシーズン4を作成してくれるといいですね。

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