サクサク、ポリポリとおいしく食べられるおせんべいや柿の種が人気の亀田製菓。
会長はインド出身のジュネジャ・レカ・ラジュさんです。
インド出身のジュネジャ・レカ・ラジュさんが、どのようにして日本を代表する米菓メーカーの会長になったのか気になりますね。
このサイトではジュネジャ・レカ・ラジュさんのwiki経歴や、どのような人なのかについてお伝えします。
ジュネジャ・レカ・ラジュの経歴は？
インドのパンジャブ大学理学部卒業
1984年 大阪大学工学部に研究員としてインドから来日
1989年 名古屋大学大学院生命農学研究科で博士課程を修了
1989年 太陽化学に入社
2003年 太陽化学代表取締役副社長に就任
2014年 ロート製薬取締役副社長に就任
2020年 亀田製菓副社長に就任
2022年 亀田製菓代表取締役会長CEO就任
ジュネジャ・レカ・ラジュさんはインドで微生物学の修士課程を経て生物反応工学を学びました。
大阪大学で研究
その後、海外のフェローシップ制度を利用するための試験にも合格し、アメリカやスイスの大学など、さまざまな選択肢の中から選んだのが日本の大阪大学だったそうです。
大阪大学を選んだ理由は次のような理由です。
当時、大阪大学に世界トップクラスの発酵・微生物学の第一人者がいて、醗酵や微生物の研究では日本が最先端だったから
太陽化学、ロート製薬に入社 副社長に就任
大阪大学での学びを終えたときはアメリカ企業への就職が決まっていたものの、ある学会で太陽化学の役員と出会い、「新しい研究をしてこれから世界に出ていく」という熱い情熱を感じ、太陽化学に入社したそうです。
日本と縁がある人生なのですね！
ジュネジャ・レカ・ラジュさんは太陽化学やロート製薬で基礎研究に従事し、多くの成果を出すことで農芸化学技術賞を受賞しています。
ジュネジャ・レカ・ラジュさんが生産方法を確立したこの栄養素材は世界中で販売され、太陽化学はグローバルな企業として認められるようになり、そうした功績から40歳という若さで取締役に就任しています。
卵からインフルエンザの薬に使われるシアル酸の抽出に成功
お茶のカテキンから低コストでテニアンの生産方法を確立
ロート製薬では副社長として海外事業を牽引し、同社のグローバル化に貢献したそうです。
亀田製菓に入社
ジュネジャ・レカ・ラジュさん田中通泰前会長と何度か会う機会があり、前会長に誘われて亀田製菓の社長に就任しています。
亀田製菓が米菓メーカーから脱却し、「グローバル・フード・カンパニー」の実現に向けての取り組みを加速させていくなかで、その手腕が必要とされたのですね。
米菓業界初となるインド出身のCEOとして注目を集めていますが、もともと『亀田の柿の種』の大ファンだったというジュネじゃさん。これから亀田製菓をどう導いていくのか楽しみです。
ジュネジャ・レカ・ラジュのwikiプロフィール
名前：ジュネジャ・レカ・ラジュ
生年月日：1952年3月3日
出身地：インド ハリヤナ州
趣味：スポーツ・音楽 一番は仕事
ジュネジャ・レカ・ラジュさんは長く日本で生活しているため「日本人の心を持ったインド人」と言われているそうですよ。
インドと日本の二つの心から導き出される舵取りに注目ですね！
まとめ
グローバル化をめざす亀田製菓の旗振り役であるジュネジャ・レカ・ラジュさんについてお伝えしてきました。
これからのご活躍ををお祈りしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
