被災地でつらい状況で過ごしている時、スマホは家族と連絡を取ったり情報を収集したりするのにとても大事ですね。
停電している、充電器がないなどの理由で充電ができず、スマホを使うのを極力控えている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のためにスマホ各社の対応状況についてお伝えします。
能登半島地震の被災者の為にWi-Fiの無料サービス開放中
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは対象エリア(石川県、新潟県、富山県、福井県)で公衆無線LANサービス「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)の提供を開始しています。
以下の避難所やその他のWiFiスポットで利用できます。
- Wi-Fi対応機種で、ネットワーク名(SSID)「00000JAPAN」を選択すると利用できます。
- 緊急時の利便性を優先するため、通信の暗号化などのセキュリティー対策が講じられていないので個人情報などの重要な情報の入力は極力避けるようにしてください。
docomo
無料充電サービス
NTTドコモは、1月2日以降石川県・富山県・福井県・新潟県にある営業中のドコモショップにて無料充電サービスを提供しています。
現在利用している通信キャリアを問わず利用できるそうです!
データ通信支援
- 対象者:ドコモユーザー
- 対象期間:2024年1月1日~1月31日
- 付属品(電池パック・ACアダプタ・DCアダプタ・ポケットチャージャーなど)の無償提供
- 契約する料金プランに関わらず、データ通信量の制限をなくす「災害時データ無制限モード」の提供
ソフトバンク
無料WiFi、充電サービス
石川県と連携し、避難所において無料Wi-Fi・充電サービスを提供中。
ソフトバンクの契約者以外でも利用可能。
以下の避難所で提供中です。
データ通信支援
- ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOのスマートフォンの契約者に対してデータの追加購入料金を無償化
- 対象者:契約者住所または請求書送付先住所が災害救助法適用地域内に所在している個人
- 対象期間:2024年1月1〜31日
KDDI
公衆無線LAN、充電設備の設置
以下の避難所で提供中です。
データ通信支援
1.支援内容
(1)au
契約プランのデータ容量を超過した場合でも通常の通信速度でデータ通信を利用できるように、通信速度制限の解除を2024年1月3日以降順次実施。
(2)UQ mobile
2024年1月にチャージされたデータ容量について、最大20GB相当の料金を減算。
(3)povo
<povo2.0を利用中の契約者>
7日間データ通信が使い放題となるプロモコードを発行。
プロモコードは2024年1月3日以降順次Eメールにて送信中。
<povo1.0を利用中の契約者>
月間データ容量に対し、2024年1月3日以降順次20GBを付加。
まとめ
能登半島では非常電力が枯渇のため固定電話・ネットが使えなくなる恐れが出てきているそうです。
不安、心配なことばかりかもしれませんが、企業も個人もできる支援を始めています。これらの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。