いなば食品で内定辞退続出！理由は？ちゅ～るは犬猫に大人気だけに残念

いなば食品で一般職の新入社員のうち９割が内定を辞退して話題になっています。

どんな理由でそんなに多くの新入社員が入社しないことを選んだのでしょうか？また、tokoマルはいなば食品の工場で一日だけ派遣で働いたことがありますがその時の感想をお伝えします。

いなば食品はどんな会社？

いなば食品株式会社は、1805年に創業された缶詰・レトルト食品・ペットフードとの製造販売をいている会社です。

桜えびで有名な静岡市清水区由比に本社があり、日本有数のマグロ漁獲量を誇る清水港から運ばれたマグロを使って缶詰やペットフードを生産。

従業員は2800名。資本金は1億3千万円です。

ツナ缶の「いなばライトツナ」やキャットフードの「CIAOちゅ〜る」などが有名ですね。

いなば食品に入社予定だった一般職の９割が内定辞退！その理由は？

週刊文春によると、いなば食品では一般職の入社予定者の19人のうち17人が内定を辞退したそうです。

辞退した理由

入社前の説明と違うのは大問題です。新卒入社の貴重な機会を台無しにするのは非常に罪だと思われます。

いなば食品を退職した人は次のような理由で退職しています。

オーナー企業。コンプランス意識はなく、社員を私事に巻き込むことが多々あった。一族周りの業務という名の家事育児の手伝いが7割を超えた為退職。具体的には一族の旅行への同行、家事、教育周りのフォロー。

仕事の出来に対する評価は得られず、また、社長のお子さんの学校関連のことをやらされて、断ることもできない環境になっています。受注はシステム化されておらずFAXを一枚一枚入力することになっています。

良くも悪くもオーナー企業。上からの要求には「YES」としか言えない。自分お考えを持っている人には働きづらい

週刊文春によると「社長夫人で現在は取締役の稲葉優子会長が、社員の待遇を指示している」とのことで、一族経営ならではの公私混同の問題があるようですね。

いなば食品を辞退しました。
昨日文春が出た直後、焦って綺麗な社宅をホームページに載せていましたが、実際はこれです。
私が入った時は冷蔵庫、洗濯機はなしでした。また、エアコンがない部屋には扇風機を支給するとの話でした。
記事には給料は3万減らされた額と記載されていましたが（続く pic.twitter.com/Og6GYnSCCY

— がんばる (@XR3OmpH8GE42006) April 11, 2024

いなば食品のちゅ～る製造工場で一日働いた感想は？

実はtokoマルは静岡市に住んでいて、2年前ぐらいに単発の派遣バイトでいなば食品のちゅ～る製造工場で一日だけ働いたことがあります。

お昼と15時位に45分くらいの休憩はありましたが、1日中半分外の工場でベルトコンベアを流れてくるちゅ～るをひたすらかごに落として平らにし、一杯になったら重いかごを変えて同じことを繰り返すという過酷なものでした。

ずっと腰をかがめての作業で体中痛くなり、「これはなにかの罰なのか！？」と思いました。

あまりの大変さに途中で怒って帰ってしまう人もいるとのことでした。工場での仕事はそれまで経験がなかったのでそういうものかなとは思いましたが、魚を加工している匂いが充満している工場内での重労働はきつかったです。

それ以降お店でちゅ～るをみると、その時のことが思い出されて嫌な気持ちになってしまいます。

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いなば食品のちゅ～るは犬猫に大人気！

一方で、いなば食品が作っているペットフードの「ちゅ～る」は猫や犬に大人気です！

tokoマルは今は動物病院で働いているのですが、食欲が落ちた猫ちゃんやワンちゃんについて話を聞く時に「ちゅ～るなら食べられるのですが」とか「ちゅ～るすら食べない」と言った具合に猫ちゃんやワンちゃんの病状を表す指標に使われるくらい人気ですし、投薬の案内で「粉状にしてちゅ～るに混ぜてあげてもいいですよ」と説明するくらい「ちゅ～る」は人気です。

そんな「ちゅ～る」ユーザーさんや好んで食べる猫ちゃん、ワンちゃんのためにも社内風土を改善して会社自体も消費者に愛される健全な企業になってほしいですね！

静岡市に今年できたプロ野球球団の本拠地は「ちゅ～るスタジアム」

今シーズンからプロ野球の２軍球団として誕生した「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の本拠地である清水庵原球場はいなば食品がネーミングライツを取得し、愛称が「ちゅ〜るスタジアム清水」に決定しています。

契約期間は5年で年間の契約金額は7150万円人のことです。

本拠地として活動する野球選手の方々や地元のファンにとっても球場名に恥ずかしさを感じないような立派な企業であってほしいです！

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まとめ

いなば食品での内定者9割辞退のニュースについてお伝えしてきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。