Mrs.GREENAPPLEの大森元貴さんが突発性難聴と診断されたことが公式サイトより発表されました。
突発性難聴とはどのような病気なのでしょうか?
また今までに突発性難聴と診断された芸能人についてお伝えします。
Mrs. GREEN APPLE公式サイトにて大森元貴の突発性難聴を公表
2024年1月20日Mrs. GREEN APPLEの公式サイトにて大森元貴さんが突発性難聴と診断されたことが公表されました。
いつもMrs. GREEN APPLEを応援いただきありがとうございます。
メンバーの大森元貴につきまして、
昨日1月19日、左耳が聞こえづらい症状があらわれ、
本日病院で医師の診察を受けた結果、突発性難聴と診断されました。
今後に関しましては、医師による診断および適切な治療を受け、
症状と向き合い、本人の意思を尊重しながら活動を続けて参ります。
また、現在発表されているライブ等に関しましては、
現時点では実施する予定となっております。
ファンの皆様、ならびに関係各位にはご心配、ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご理解いただき、変わらぬ応援を宜しくお願い申し上げます。
2024年1月20日
Project-MGA
Mrs. GREEN APPLE公式サイトより
X(旧ツイッター)での大森元貴のコメントは?
自身が一番つらいでしょうに、心配しているファンを思いやってのコメントが優しいですね。
突発性難聴はどういう病気?
健康で耳の病気を経験したことのない人が、突然に耳が聞こえなくなります。難聴に加えて耳鳴りやめまいを伴うこともあります。
通常、左右いずれか片側のみです。再発はほとんどありません。発症から治療開始までの間に難聴の程度が変動することはありません。
発症後1週間以内に治療を開始することが重要です。
治療を行っても後遺症なく完治する方は1/3程度です。そして発症時よりは難聴が改善するが元には戻らない方が1/3程度、治療に反応しない方が1/3程度です。突発性難聴に関連した後遺症は非常に不快なものです。耳鳴りが残ると頭のなかで常に音が鳴るため生活の質にも影響します。
medicalnoteより https://medicalnote.jp/
適切に治療をした場合でも3分の1が完治、3分の1が回復はするものの軽度の難聴が残り、3分の1が治らないというところが怖いですね。耳鳴りがずっと残るのは避けたいです。早期の治療開始が重要とのことです。
突発性難聴になった芸能人とその後の経過は?
堂本剛
堂本剛さんは2017年に左耳の突発性難聴と診断され、6月に都内の病院に入院し同年7月4日に退院しましたが、現在も完治はしていないようで、音楽番組に出演した際は、ヘッドホンをつけるなどの対応を取って活動を続けているそうです。
自身の突発性難聴の状態を次のように説明しています。
「例えば、音がバリバリ鳴るスピーカーとか連想してもらいやすいと思うんですけれども。
聞こえないので音量を上げたいんですけど、音量を上げると、バリバリいい出すんですよ」といい、「現状は左耳はやっぱり使えないので、左耳には綿を入れて、イヤーモニターしてとか右耳だけでライブとかさせてもらってる。
現状だからどうしても誤聴って言うんですかね、歌えてるつもりが、半音フラットしてたりとか。バラードは如実にその辺が出ちゃうんです。
マツコ会議より
堂本剛さんは同じ症状を抱えている人へのエールになればと思って自身の症状についてあえて伝えるようにしているとのことです。
「鬼滅の刃」声優の平川大輔
声優の平川大輔さんは2023年10月下旬に突発性難聴と診断されその後2週間ほど入院治療されました。
退院後の活動は医師と相談しながら進めていくとのことでしたが、そも「葬送のフリーレン」ザインの兄役や、「キャプテン翼」の次藤洋役などで精力的に活動なさっているので経過はだいぶいいのかもしれませんね
サカナクション 山口一郎
サカナクションのボーカル山口一郎さんは2010年に突発性難聴を患い現在も右耳の聴力がほとんど回復していないそうです。
2015年に出演したTBS系の「情熱大陸」で自身の突発性難聴について以下のように語っています。
発症したのは2010年にリリースしたシングル「アルクアラウンド」およびアルバム『kikUUiki』を引っさげて行われたツアーの数日前のこと。
「ツアーの3日前くらいだったかな……急にめまいがして、耳鳴りもすごいし、変だなと思って病院行ったら、突発性難聴だって言われて」と当時の状況を振り返った。
入院しなければならない状態だったにもかかわらず、アルバムリリースと重なる大事なツアーだったため、「ツアー延期なんかしたら、たぶん終わるな、って。バンドが」との危機感から、無理してツアーを敢行したという。
「ほんとにバカだったんですけど、今思えば」と苦笑いしながら当時の自分の行動を語るとともに、「今は右耳はほとんど聞こえない。(聞こえるのは)低い音くらいかな」と、現在の状態を明かした。
情熱大陸より
Hey! Say! JUMP 八乙女 光
Hey! Say! JUMPの八乙女 光さんは2021年12月にめまいと耳鳴りの症状があり、複数で話すと誰が何を話しているのかわからないほどで左耳の突発性難聴と診断されたことから、治療に専念するため活動を休止していましたが11月に活動を再開しています。
【八乙女 光さん コメント】
ただいま!
1番最初の言葉を迷いましたが、 僕の好きな世界に戻れたので、 ただいま! にしました。
お休みの時間はたくさんの方に支えていただき、 力をくれる方々、応援してくださる皆様に感謝しています。 本当にありがとうございます。
改めて、 Hey! Say! JUMPに帰ってくる八乙女光を応援してください。
そして再び、1人でも多くの方々に笑顔になってもらえるように、 光を放っていきます。
これからも宜しくお願いいたします。
2022年11月12日株式会社ジャニーズ事務所ホームページより
浜崎あゆみさん
浜崎あゆみさんは2000年に左耳の突発性内耳障害を発症。
2008年には「左耳はもう完全に機能しておらず、治療の術(すべ)はないと診断された」ことをファンクラブ向け会報紙で明かしています。
想像もしなかった深刻な診断結果に、ショックで頭が真っ白になったそうですが同年4月からは「残された右耳がいけるところまで、限界まで、歌い続ける」と10周年記念のツアーを敢行しています。
耳で音を聞くことが大切な仕事での突発性難聴の発症はよりつらいですね。
エレファントカシマシ 宮本浩次
ロックバンド、エレファントカシマシのボーカル、宮本浩次さんは2012年1月に突発性難聴と診断され、ライブ活動を無期限休止を発表しました。
宮本さんはの左耳は聴力がほとんど失われた状態に陥ったために手術をしましたが、休養の結果左耳は聞こえるようになり、ライブ活動休止から約1年後に復活ライブを行っています。
その他にもスガシカオさん、大倉忠義さん、相田翔子さんなど大勢の芸能界で活躍される方が突発性難聴を患っています。
まとめ
突発性難聴は誰にでも起こりうる病気ですが早期から適切な治療を受ければ治る可能性がある病気のようですね。
今回突発性難聴を患ったことを告白されたMrs.GREENAPPLE大森元貴の一日も早い回復をお祈りしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。