津田大介氏の林原めぐみ氏へのX(旧Twitter)での発言が炎上しています。
津田大介氏は過去にも「あいちトリエンナーレ」やYouTubeでの発言で注目を集めてきましたが
そもそも津田大介さんってどんな人なのでしょうか?
この記事では、津田さんが「何者」なのか、なぜ「反日」と言われるのかをわかりやすく解説します。
津田大介は何者?経歴・学歴・活動内容を解説

項目 | 詳細 |
---|---|
現在の年齢 | 51歳 |
生年月日 | 1973年11月15日 |
出身地 | 長野県 |
最終学歴 | 早稲田大学社会科学部卒業 |
職業 | ジャーナリスト兼メディア・アクティビスト |
津田大介の主な肩書き
- 有限会社ネオローグ代表取締役
- 一般社団法人インターネットユーザー協会代表理事
- 新潟日報特別編集委員
- 大阪経済大学客員教授
- テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター
津田大介の家族や家庭環境とは?育ちが思想に影響?
津田大介氏の思想や価値観は、実は家庭環境に深く根ざしています。両親ともにリベラルな思想を持ち、社会運動や政治活動に積極的に関わっていた家庭で育ったことが、津田大介氏の現在の活動姿勢に大きな影響を与えているようです。
津田大介の父親の経歴
- 1960年代の学生運動に参加
- 大学卒業後は一般企業に就職せず
- 労働運動や政治活動一筋の人生
- 社会党副委員長・高沢寅男氏の私設秘書を約10年間務める
津田大介の母親の経歴
- 地元の女子高卒業後、国立大学職員として勤務
- 職場で労災事故に遭い、後遺症を抱える
- 家計を支えながら国を相手に10年間の裁判を続行
家庭環境が津田大介に与えた影響
価値観の形成
- ジェンダー観の確立
- 社会的公正への強い意識
- リベラルな思想の基盤
実際の活動への反映
あいちトリエンナーレ2019芸術監督時の取り組み:
招待作家の男女比を1対1に設定するなど、男女平等の視点を重視した運営を実践。これは家庭で培った価値観の具体的な表れと言えるでしょう。
津田大介氏の「反日」と言われる発言や行動も、実は両親から受け継いだ「権力に対する批判的な視点」や「社会的弱者への共感」という価値観から生まれている可能性が高いといえます。
津田大介は反日?思想が見える発言と炎上エピソード
津田大介氏が「反日」と言われるようになった背景には、いくつかの具体的なエピソードがあります。しかし、これらの出来事には様々な見方があり、単純に「反日」と決めつけるのは難しい側面もあるようです。
最大の炎上事件:あいちトリエンナーレ2019

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、慰安婦像や昭和天皇像燃焼映像などが含まれる企画展「表現の不自由展・その後」が、公開後わずか3日目(8月3日)に中止に追い込まれました。
中止に追い込まれた理由は、ネット右翼を中心とした抗議電話・脅迫メール・ファクスに加え、名古屋市長や文化庁も強く反発したためです。
作品展示は10月8日になって再開され、最終的には全作品が会期終了まで展示されましたが、助成金停止や表現の自由をめぐる論争を引き起こしました。
「あいちトリエンナーレ」における津田大介の主張
- 「表現の自由」の重要性を強調
- 展示内容の多様性が必要
- 社会的議論を促進する意図
批判側の主張
- 公的資金を使った展示として不適切
- 日本の象徴に対する冒涜的表現
- 政治的プロパガンダの場と化している
津田氏は政治的・社会的にセンシティブなテーマにあえて切り込み、炎上・政治介入・助成金打ち切りといったリスクも引き受けました。これは、世論の反発を覚悟のうえで信念を貫く性格を表しています。
ネット上で「反日」とのレッテルを貼られましたが、本人の意図は「多様な表現の自由を守るために議論を開くこと」にあったとされています。つまり、政治的立場よりも「自由主義的価値観」に重きを置く人物像が浮かび上がります。
その他の炎上エピソード
YouTube番組での「劣等民族」発言ってなに?

津田大介氏と青木理氏がYouTubeの対談番組で「なぜ人々は自民党に投票し続けるのか?」と話す流れで、青木氏が「劣等民族だから」と冗談混じりに発言、その場で津田氏も笑いながら応じました。
この発言がSNSで拡散され、立憲民主党の米山隆一議員や無所属の松原仁議員らが「差別的で不愉快」と抗議し、大きな批判を浴び青木氏は番組内で謝罪・釈明対応を行いました。
津田大介氏の謝罪・釈明はありません。
津田大介の一貫した思想・立場は?
リベラル思想の核となる価値観
- 表現の自由の重視
- 少数派の権利保護
- 多様性の尊重
- 民主主義の発展志向
津田大介は「反日」か?
津田大介を批判的な見方 | 津田大介を擁護的な見方 |
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保守系メディアから「反日」のレッテル ネット上での激しい批判 国や天皇制への批判的姿勢 | 日本社会の多様性促進を目指す 民主主義の発展を志向 建設的な社会議論を促進 |
津田大介の「反日」と言われる行動や発言は、実は「より良い日本社会を作りたい」という思いの表れとも解釈できます。ただし、その表現方法や手段について賛否が分かれているのが現状です。