社会人ホスピタリティ検定試験とは、社会の一員として日常生活やビジネスの現場で発揮できるホスピタリティ度を測る試験。
2023年に1回で合格したtokoマルが試験内容や勉強方法について解説するよ。
社会人ホスピタリティ検定試験〔基本〕合格へのポイント
試験概要
試験方式 | 全国一斉試験 . CBT方式 |
受験資格 | 資格制限なし |
実施日程 | 全国一斉試験 【10月、 3月午前 実施(年 2 回)】 CBT方式 CBT-Solutions で随時申込受付 |
試験時間 | 90分 |
受験料 | 4,950円(税込) ※2022年4月1日より変更 |
出題形式 | 三答択一式 50問(各 2 点) |
出題範囲 | ホスピタリティの基本知識と重要性 ホスピタリティ力の向上と対応 ホスピタリティ・マナーのポイント ホスピタリティ・コミュニケーションのポイント ビジネスにおけるホスピタリティのポイント |
試験会場 | 全国一斉試験:全国約190の受験地に試験会場を設置 CBT方式:全国47都道府県約280会場で受験可能(CBT-SolutionsのCBTテストセンターにて受験) |
当日の携帯品 | 全国一斉試験:受験票、筆記用具 CBT方式:本人確認書類のみ |
合格基準 | 100点満点中70点以上 |
結果発表 | 全国一斉試験:試験実施約 4 週間後から成績結果を通知 CBT方式:合否は試験終了後に即時判定。テストセンターではスコアレポートが発行される。 |
学習教材 | 「気持ちを伝え心を動かすホスピタリティ・マスターコース」 |
合格率
・2021年10月 第一回試験 99.19%
・2022年 3月 第二回試験 91.32%
合格率は高く、難易度は高くありません。社会人としての常識を改めて問われる試験といえるでしょう。
おすすめテキスト・問題集
①【気持ちを伝え心を動かすホスピタリティ・マスターコーステキスト】
②【社会人ホスピタリティ要点チェック&確認問題】
①は通信教育対応のテキストです。私は両方使用しましたが、②〔社会人ホスピタリティ 要点チェック&確認問題〕に①のテキストの内容は要領よくまとまっていて、確認問題もついているため、試験対策としては ②〔社会人ホスピタリティ 要点チェック&確認問題〕だけで十分です。
勉強方法と勉強時間
勉強方法
①最初に要点チェックの部分を読んでから確認問題を解く。その時に初めて聞く単語があるページに付箋等をつけて後から振り返られるようにしておく。
②付箋をつけた箇所に戻り、記憶、理解する。
③もう一度最初から確認問題を解く。
勉強時間
tokoマルは通信教育の課題提出のためテキストを一回読み、その後要点チェック・確認問題を学習。正答できなかった箇所を復習した後、もう一度確認問題を一通り行い、最後に苦手な箇所だけもう一度学習する方法で88点で合格出来ました。
集中して勉強する時間を取れれば3日あれば合格できます。
合格へのポイント
ホスピタリティ検定試験〔基本〕は理解しやすい内容の部分が多く、改めて覚える箇所が少ない試験です。そのため、改めて覚える箇所を抜き出し、その部分だけを勉強する方法が効率的です。特に構造分析とストロークの問題は過去の正解率も低く、きちんと理解した理解が必要です。
過去問
・「ホスピタリティ・マナーの事例」「ホスピタリティ・コミュニケーションの事例」では、どれも正解に思えるような問題が出題されたりしますが、ホスピタリティ・マインドを重視して考えたとき、ふさわしくない単語等が文に含まれている問題を消去して正解を導き出しましょう。
・同じ問題でも、秘書検定での正解とホスピタリティ検定での正解は違うという意識が大事です。
・CBT形式では「正しい文はいくつありますか」といった出題形式の問題もありました。
解答速報
以下のリンクから解答速報を確認できます。https://www.khk.co.jp/exam/exam_correct_answer.php
経済法令研究会
まとめ
ホスピタリティ検定試験〔基本〕は合格しやすい資格であるとはいえますが、油断せず一度で合格できるように準備しましょう。
上級資格の〔実践〕は〔基本〕と同じテキストで学習できますので、〔基本〕に合格できたら、期間を置かずに〔実践〕に挑戦するのがおすすめです。