2023年9月29日プロ野球12球団のオーナー会議が開かれ、来季からファーム・リーグ(二軍戦)に静岡市を本拠地としてチームを新設する「ハヤテ223(フジサン)」の新規参加を認めることを決めました。プロ野球チームが新設されるのは1958年以来66年ぶりのことです。「ハヤテ223」はどんなチームなのでしょうか。
tokoマルの地元静岡に野球チームが新しくできるなんてワクワクだよ!どんなチームができるのかな!?
オーナー企業は?
オーナー企業は「ハヤテグループ」。〘挑戦者を支え、挑戦者を増やし、挑戦者になることで、社会の温度を上げること〙をミッションに掲げ2005年に創業した企業です。成長企業への投資を行う独立系の機関投資家として上場企業向けでは、中小型株企業などへの投資を手掛けている起業家集団です。AI研究所、乳幼児の医療と教育事業、スポーツ事業も展開しています。
ちなみにチーム名に「223」(ふじさん)を入れていますが、静岡県では条例で2月23日が「富士山の日」に決まっているんだよ
本拠地は?
本拠地は静岡市清水区にある清水庵原球場。清水庵原球場は静岡市が所有している球場で清水駅からバスで20分の最寄り停留所から徒歩5分。東名高速の清水ICから車で5分の距離にあります。1万人規模で2005年5月に完成しました。両翼は100メートル、中堅は122メートル。内野はクレーで、外野は天然芝となっています。
地元民の印象としては町の中心部から離れていて交通の便が悪いです。山の麓にあります。清水駅からシャトルバスを出さないと行くのが大変です(>_<)
静岡市には中心部の交通の便が良い場所に「草薙球場」があり、JR東静岡駅や静岡鉄道の県総合運動場駅から徒歩で行くことができます。高校野球県大会の決勝戦やプロ野球の試合などは草薙球場で行われ、試合がある日には観客でにぎわっています。草薙球場がある東静岡地区は将来的にプロバスケットボールの試合もできるアリーナの建設も予定されているなど、再開発が進んでいるエリアで集客しやすく、市民が観戦に行くにも行きやすい立地なのに、どうして草薙球場を本拠地にしないのだろう???とちょっと疑問に思います。
一方で庵原球場の近くには「ナショナルトレーニングセンター」があります。 ナショナルトレーニングセンターは国内外のナショナルチームやJリーグなどのトレーニングキャンプ、学生・生徒の合宿、スポーツ関係者(監督・コーチ・審判 etc)の研修、健康維持のための一般市民の利用などなどサッカーに限らず、さまざまなニーズに対応できる総合スポーツ施設です。様々なスポーツの日本を代表する選手やチームが強化合宿などを行っており「ハヤテ223」も利用するには便利な施設でしょう。
球場の名前は市民のアンケートで決定
10月26日、静岡市とハヤテ223は本拠地「清水庵原球場」に命名権(ネーミングライツ)を導入する基本協定を締結しました。使用する地域名は、26日から11月17日までウェブアンケートを実施して市民の意見を取り入れ、11月下旬ごろから命名権の募集を開始する予定とのことです。静岡市ではサッカーチームのエスパルスの本拠地である「日本平スタジアム」も命名権導入を利用し「IAIスタジアム」と命名されています。庵原球場がどんな名前になるか楽しみですね。
監督・選手は?
10月27日、監督に元近鉄投手の赤堀元之氏(53)。ゼネラルマネジャー(GM)に元横浜(現DeNA)監督の山下大輔氏(71)の就任が発表されました。
赤堀氏は藤枝市出身で静岡高校卒。山下氏は静岡市清水区出身で清水東高校卒と二人とも静岡県の出身です。ちなみに静岡高校は県下一の進学校。野球のみスポーツ推薦があります。清水東高校はこれまた清水一の進学校。サッカーが強く、数年前まで女優の長澤まさみさん(静岡県磐田市出身)のお父さんがサッカー部の監督を務めていました。
赤堀氏は「静岡県のそして全国の野球ファンのためにも次代を担う若者を育成したい。泥くさいスタートになるかと想像するものの清新な風を野球界にもたらすことができたら」。山下氏は「日本の野球界の発展と底辺拡大の一助となるように努力していきたい」と意欲を示しました。
ハヤテ223は11月3、4日に清水庵原球場でトライアウトを実施する予定。具体的なチーム作りはこれからで、選手は戦力外やトライアウト組から選手を集めることになりそうです。トライアウトはハヤテグループのホームページでも募集をしています。
スポーツ事業
選手募集
トライアウト開催概要
日時
◆1次テスト 2023年11月3日(祝・金)
◆2次テスト 2023年11月4日(土)
両日ともに 10:00 受付開始予定場所
静岡市清水庵原球場
住所 : 静岡県静岡市清水区庵原町3000テスト内容
◆書類選考
応募頂いた順に書類選考を行います。書類選考結果に関しては、順次メールにてご連絡致します。
※書類選考通過者のみ、1次テストを受験できます。
◆1次テスト
全選手:30m走・50m走、遠投、メディシンボールスロー、などの体力測定
投手:ピッチング、連携守備ノック、他
野手:守備・打撃、他
◆2次テスト(1次テスト合格者のみ、2次テストを受験できます)
投手:ピッチング・シート打撃
野手:打撃練習・シートノック・シート打撃応募要項・エントリー情報
応募要項、エントリー情報は近日中の公開をお待ちください。
https://hayate.co.jp/
※これまでに応募の意思を添えてご連絡頂いた方も、入団を希望される場合は本トライアウトへの申し込みが別途必要です。
11/3 トライアウト一次選考実施
暑いぐらいのお天気の下でトライアウト一次選考が清水庵原球場にて行われました。 18歳から36歳の96人が参加し50メートル走やフリー打撃、ピッチング等にて選抜され、オリックスの風岡尚幸コーチを父に持つ風岡賢汰内野手や群馬大学医学部の147km右腕・竹内奎人投手ら48人が通過し4日の2次選考に進みました。
選考後、山下GMは「育成のチーム、活気のあるチーム、若いチームを作っていきたい」と語り、赤堀監督は「今まで静岡を離れていたのでここで静岡に戻ってきて恩返しできることは本当にうれしい」と語っていました。静岡市長も見に来ていたそうですよ。
11/4 トライアウト二次選考実施
4日の二次選考にはNPB経験者の通算217試合登板で今オフに戦力外になった元日本ハム井口和朋投手(29)を始め、地元静岡高出身の元DeNA池谷蒼大投手(24)、元オリックス育成の辻垣高良投手(21)、元ソフトバンク育成の岡本直也投手(27)や、ソフトバンク、日本ハム、DeNAで20年までプレーし、今季は独立リーグの九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズで兼任投手コーチだった藤岡好明投手(38)も参加し午前中にキャッチボール、シートノック、ピッチング。午後には実戦形式のシート打撃が行われました。11月末~12月に約20人の入団選手が内定するそうです。
トライアウトに参加された皆さん、おつかれさまでした!
参加するリーグは?
「ハヤテ223」が所属するのは「ウエスタン・リーグ」。リーグ運営は、パ・リーグが行い、現在は「中日ドラゴンズ」「阪神タイガース」「オリックスバファローズ」「広島東洋カープ」「福岡ソフトバンクホークス」の5球団が所属。「ハヤテ223」は一番東寄りに位置するチームとなります。
ちなみにもう一方のイースタン・リーグはセ・リーグが運営を行い、「東北楽天ゴールデンイーグルス」「埼玉西武ライオンズ」「東京ヤクルトスワローズ」「千葉ロッテマリーンズ」「読売ジャイアンツ」「横浜DeNAベイスターズ」「北海道日本ハムファイターズ」の7球団に今回新規参加が内定となった「BC新潟」が加わる8球団です。
チームカラーを予想!
チームカラーはズバリ「オレンジ」を予想!
なぜなら静岡市に拠点を置くプロサッカーチーム「エスパルス」。プロバスケットボールチーム「ベルテックス」ともにチームカラーがオレンジだからです。オレンジは静岡で多く栽培されているみかんのオレンジ!もしもオレンジではなかったらお茶カラーの緑でしょう!
チームマスコットは?
静岡市ではサッカーチーム「エスパルス」のマスコットぱるちゃんはみんなに愛されるおなじみのキャラクター。バスケットチーム「ベルテックス」のマスコットベルティーは最近人気をグングン伸ばし、ファンが増えています!「ハヤテ223」のマスコットも彼らに負けないかわいいキャラクターでファンをつかんでいってほしいですね!
まとめ
静岡に新しくプロスポーツの仲間が増えることはとても嬉しいです!残念ながらエスパルスもベルテックスも1部リーグではプレーできていないので「ハヤテ223」も加え、近い将来静岡のアスリートたちがそれぞれの場で優勝争いをしているようなそんな活気ある状況になるといいですね!応援しています!
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本ページの情報は2022年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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