2024年の干支は龍ですね。そこで地元ネタを交えて、初詣にオススメな龍の天井画が見られるお寺を3つお伝えします。
妙心寺
臨済宗の大本山である妙心寺にある狩野探幽が描いた龍の絵は、龍を見る立ち位置によって昇り龍に見えたり天から降りてくるようにも見えたりします。また、どの角度から見ても目が合うため「八方睨みの龍」とも呼ばれています。
法堂に入ると警備のおじさんがとても詳しく龍の説明をしてくれますよ。
法堂に飾られている鐘は誰でも押せるスイッチがついていてスイッチを押すと厳かな鐘の音が響きます。
法堂の天井画は撮影禁止ですが、大庫裏(おおくり)に複製の天井画が飾ってあり、そこは撮影可能です。
妙心寺 長興院の2024年の御朱印は「龍(辰)」です。躍動的で素敵ですね!
大本山妙心寺 【9:00~16:00】
〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町1
TEL:075-461-5226
建仁寺
京都最古の禅寺である建仁寺。
建仁寺の龍は双龍図であり、創建800年を記念して2002年に完成した新しい龍です。
顔はどことなくひょうきんな印象を受けます。龍のみの写真は可ですが、人物と一緒に写真を取ることは禁止されているので気をつけてください。
建仁寺は風神雷神図屏風が有名ですがお寺に飾られているのは複製で本物は京都国立博物館に飾られています。
座禅体験をしたときにお坊さんが「総本山の他のお寺に比べて境内が狭いので肩身が狭いんですよ」と呟いていたのが印象的でした。・・・全然狭くないですよ!
「方丈」にある襖絵の龍も迫力満点です。
(この襖も人物と一緒の撮影は不可です)
双龍図の御朱印帳、とってもかっこいいです!
大本山建仁寺 〒605-0811京都市東山区大和大路通四条下る小松町
拝観時間午前10時~午後4時30分受付終了(午後5時閉門)
東福寺
臨済宗大本山 東福寺の本堂にある天井画龍は、暗雲の中を飛ぶ迫力満点の龍です。
東福寺に関するニュースと言えば2022年10月17日に国の重要文化財である日本最古のトイレに乗用車が突っ込み、入口のドアを壊すという事故が発生しました。トイレが重要文化財ということがすごいですね。
東福寺
〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778
まとめ
とてもかっこいい龍があちこちのお寺で見ることのできる京都は素晴らしいですね。
ぜひ龍の図巡りをして2024年の開運のためにパワーをゲットしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。