2024年6月8日の午後8時半頃にアメリカン・ピットブル・テリア2匹が走っている車の窓から逃走し、現在も捕獲されていません。
とても凶暴な犬種なだけに無事にけが人などを出さずに捕獲されるか心配されます。
ピットブルが逃走しているのはどこで、ピットブルとはどのくらい危険な犬種なのでしょうか。
ピットブルが逃走してるのは藤岡渡良瀬運動公園近く
ピットブルが逃走しているのは、栃木市藤岡町赤麻(ふじおかまちあかま)で藤岡渡良瀬運動公園近くとのことです。
藤岡渡良瀬運動公園のテニスコート近くを車で走行中に、犬の重さで開いたパワーウィンドウから逃走したとのこと。
付近にはテニスコートの他にも野球場やサッカー場などもあり、スポーツをする人以外にも飼い犬の散歩やウォーキングをする人など多くの人が利用しています。
また、隣接する渡良瀬遊水地は多くの野鳥がいることでも有名な自然豊かな土地で、この広い区域でピットブルを見つけるのは大変であろうと思われます。
ピットブルが逃走したとされる藤岡渡良瀬運動公園からは約500メートルの距離に栃木市立藤岡小学校、スーパーのとりせん、約1キロメートルの距離には東武日光線の藤岡駅があるなど市民の生活圏となっており、早急の捕獲が待たれます。
逃走中のピットブルを栃木市藤岡町内野地内で目撃との情報あり
【大型犬の出没】
— 埼玉県警察犯罪情報官 (@spp_jyouhoukan) June 9, 2024
6月9日(日)午前11時20分ころ、栃木県栃木市藤岡町内野地内で、大型犬2匹(犬種アメリカンピットブルテリア、体長70センチメートル位、茶色、首輪付き)を目撃したとの情報が寄せられました。外出した際は周囲を警戒し、発見した際は近寄らず、(続く)#埼玉県警
6月9日の午前11時20分ころには渡良瀬遊水地がある栃木市藤岡町内野地内でピットブルの目撃情報がありました。
渡良瀬遊水地は栃木、茨城、群馬、埼玉にまたがる日本最大規模の遊水地です。
栃木以外の隣県に住む人も逃走中のピットブルに注意が必要です!
ピットブルはどんな犬?
現在逃走しているピットブルは茶色で体長約70センチ。黒い首輪をつけたオスと、黄色の首輪をしたメスとのことです。
相当大きいですね!
ピットブルは19世紀頃に闘犬用にアメリカで交配された犬種で、強い顎と闘争心が特徴です。その顎の強さゆえ、「犬のキグルミを着たワニ」と言われることもあります。
性格は明るく無邪気な性格ですが、反面、一度興奮してしまうともともと備わっている闘争本能を抑えることが難しくなり、噛みつくとなかなか離さないなど凶暴な一面があります。
ピットブルは危険な犬として、飼育が規制されている国があり、日本でも条例で「特定犬」に指定されているところもあり、檻の中で飼うことが義務付けられるなどの規制がある地域もあります。
逃走中のピットブルに噛まれると命を落とす危険もありますので、可能な限り外出を控え、身の安全を守りましょう!
まとめ
無責任な環境下でピットブルを車に乗せていた飼い主の責任が問われます。
ピットブルはただの犬ではありません。人の命を奪う可能性があると考え、もっと慎重に飼育してほしいですね。
一刻も早い捕獲が待たれます!