小野伸二は10人兄弟
2024年3月29日に出演したフジテレビの「ぽかぽか」で小野伸二さんは10人兄弟であることを告白していました。
「上から数えると6番目。上が長女で男では5番目」だそうです。
「伸二」と名前に「二」が入るので次男だと思われがちですが実際は五男で、名前の由来は 「お母さんが(ウクレレ漫談家の)牧伸二さんが好きだった」からだそうです。愉快なお母様ですね!
10人もいると寝るスペースを確保するのも大変で「寝る時なんて皆で雑魚寝。足の踏み場もなかった」と幼少期を振り返っていました。
今でもお母さんのことを思うと思い出すのは、沼津の狭い家で洗濯をする背中で、子ども10人分の服やタオルを、二層式洗濯機で洗う姿。とのことです。
お母さんも苦労して小野選手たちを育てたんですね。
小野伸二がサッカーを始めたきっかけは
北海道コンサドーレ札幌のGK菅野孝憲が始めたYouTubeチャンネル『菅野孝憲のスゲ~話』で小野選手はサッカーをはじめてきっかけを
「なんでだろうね、そこにボールがあったから、と言ったらおかしいけど、気づいた時にはやっていた。いつのまにかボールを蹴っていて」と話しています。
「自分ひとりでも、こんな楽しいことがあるんだな」と、子どもながらに気づいたそうです。生まれながらのサッカーの申し子なんでしょうね。
ただ、10人兄弟で貧しい家庭環境だったため月謝が払えず地元のサッカーチームには入れずにいたそうで、校庭の片隅で一人でボールで遊んでいたそうです。
そんな小野選手を見て静岡県沼津市にある今沢サッカースポーツ少年団の高木コーチが声をかけたことが小野選手が本格的にサッカーを始めるきっかけになったそう。
「チームが練習している校庭の隅っこで、じっとこっちを見ている子がいてね。『おいでよ』と声をかけたら、嬉しそうに輪に入ってきました。確か、リフティングをやらせてみたのかな。そうしたらもう、とんでもなくてね」
小野選手はその時の出会いを次のように振り返っています。
「申込書も自分で書いて持って行った。そしたら向こうは“ここ何かあるな”と思ったらしく、その人が家に来てくれて“全部面倒見るから”と」「その出会いがなかったら、俺たぶんサッカーやれてない」
小野選手にとっても、日本のサッカー界にとっても大切な出会いでしたね!
小野伸二がサッカーに描いた夢は「親を世界一幸せにしてやろう」
小野選手が中学2年生の時にJリーグが開幕。
サッカーで絶対の自信があった小野選手は、女手一つで子ども10人を育てているお母さんのためにプロサッカー選手になることを誓います。
「Jリーグができて、1億円プレーヤーみたいなのが出て、自分の好きなことでお金を稼げるんだって思った瞬間から、よし、絶対に親を世界一幸せにしてやろうと思って。そこからだよね、いろんなことが変わっていった」
その頃に母さんが乳がんになってしまったこともあり、親孝行を強く意識したようです。
「正直、中学校2年の時に、1億円もしもらえるんだったら、俺のほうがもらえるんじゃないかって。とか思っちゃった部分は多少あった。生意気だけどね(笑)。もらえるでしょ俺も、とか思いながら。早くお金を稼ぎたいって本当思ったもんね」
小野選手は夢をしっかり実現しましたね!
小野選手のお母様は昨年他界されたそうですが、小野選手の活躍する姿をたくさん見ることができてさぞお幸せだったことでしょう。親孝行な息子を持ってよかったですね!
まとめ
小野選手の出生や家族の状況サッカー選手を夢見た理由等をお届けしてきました。
残念ながら現役は引退してしまいましたが、テレビの出演も増えておりこれからも多方面でのご活躍が期待できそうです!